省力化・自動化
中小企業省力化投資補助金(一般型)
人手不足を、機械やシステムで補うための補助金です。カタログから選ぶ方式ではなく、自社の現場に合わせてオーダーメイドで設備を組めるのが一般型の特徴です。
中小企業省力化投資補助金(一般型)とは
結論
中小企業省力化投資補助金(一般型)は、IoT・ロボットなど人手不足の解消に効果があるデジタル技術を使った設備を導入するときに、その費用の一部を補助する国の制度です。補助上限は従業員数に応じて750万円〜8,000万円、大幅賃上げの特例を使うと最大1億円。補助率は中小企業1/2、小規模事業者等は2/3です。
カタログ注文型と違い、一般型はハードとソフトを自由に組み合わせて、事業全体を一体で支援してもらえるのが強みです。そのぶん事業計画の作り込みが必要で、省力化の効果を数字で示すことが求められます。
当事務所では、一般型のみをお引き受けしています(カタログ注文型は取り扱っていません)。製造ラインの自動化、検査工程の省人化、セントラルキッチンの調理・盛付の機械化など、現場ごとに組み立てが変わる投資に向いた制度です。
補助額と補助率
| 従業員数 | 補助上限額 | 大幅賃上げ特例のとき |
|---|---|---|
| 5人以下 | 750万円 | 1,000万円 |
| 6〜20人 | 1,500万円 | 2,000万円 |
| 21〜50人 | 3,000万円 | 4,000万円 |
| 51〜100人 | 5,000万円 | 6,500万円 |
| 101人以上 | 8,000万円 | 1億円 |
補助率は中小企業1/2(最低賃金引上げ特例のときは2/3)、小規模企業者・小規模事業者および再生事業者は2/3。2026年9月20日時点、中小機構の公式サイトの記載によります。
対象になる取り組みの例
- 製造ラインへのロボット・自動搬送機の導入
- 検査・仕分け工程の自動化(画像検査装置など)
- 厨房・食品加工の機械化(調理・盛付・包装)
- 受発注や在庫管理のシステム構築(ハードと組み合わせて)
- 現場に合わせたオーダーメイドの省力化設備
主な要件
- 人手不足の状態にあり、省力化によって生産性を高める計画であること
- 導入する設備で省力化の効果を数値で示せること
- 賃上げに関する要件(補助率の引き上げや上限の特例を使う場合)
- 申請は電子申請のみ。GビズIDプライムのアカウントが必要(取得に日数がかかります)
公募スケジュール
| 第8回 公募開始 | 2026年8月18日(火) |
|---|---|
| 第8回 申請受付開始 | 2026年9月18日(金) |
| 第8回 公募締切 | 2026年10月16日(金)17:00 |
| 第8回 採択発表 | 2027年2月上旬(予定) |
公募回は年3〜4回の予定で、第9回のスケジュールは未公表です(2026年9月20日時点)。締切当日は電子申請システムが混み合うため、当事務所では締切の数日前に提出できるよう逆算して進めます。
FLOW
申請から入金までの流れ
補助金は「採択されたら振り込まれる」制度ではありません。交付決定のあとに事業を実施し、実績報告が通ってはじめて入金されます。
- 01
相談・現場の確認
どの工程に何人かかっていて、何を機械に置き換えるのかを整理します。ここが曖昧なままだと計画が通りません。
- 02
事業計画書の作成
省力化の効果(削減時間・人数)と投資額を突き合わせ、当事務所が計画書を作成します。
- 03
電子申請・採択発表
GビズIDで電子申請します。第8回は採択発表まで約4か月かかる見込みです。
- 04
交付申請・設備の発注
交付決定を受けてから発注します。先に発注すると補助対象外になります。
- 05
実績報告・入金
導入後に実績報告を提出し、検査が終わってから入金されます。その後も効果報告が必要です。
採択後の手続きだけのご依頼もお受けしています。採択後の手続き代行について
COMPARE
設備投資に使える補助金の比較
投資の規模と目的によって、使える制度が変わります。迷う場合は投資計画をうかがったうえでご提案します。
| 補助金 | 向いている投資 | 補助上限 | 補助率 |
|---|---|---|---|
| 中小企業省力化投資補助金(一般型)(このページ) | 人手不足を機械・システムで補う投資 | 750万〜8,000万円(大幅賃上げ特例で最大1億円) | 1/2(小規模事業者等は2/3) |
| 新事業進出・ものづくり商業サービス補助金 | 新製品開発・新市場への進出・輸出体制の強化 | 2,500万〜7,000万円(賃上げ特例で3,500万〜9,000万円) | 1/2〜2/3 |
| 中小企業成長加速化補助金 | 売上高100億円を目指す企業の大規模投資 | 5億円 | 1/2以内 |
| 省エネ補助金(省エネ・非化石転換補助金) | 高効率設備への更新でエネルギーコスト削減 | 単年度15億円/年度ほか(枠による) | 先進枠2/3以内・一般枠1/2以内 |
| なりわい再建支援補助金 | 被災した施設・設備の復旧 | 15億円(石川県の場合) | 3/4(中堅企業等1/2) |
| 小規模事業者持続化補助金 | 小規模事業者の販路開拓 | 50万円(特例で最大250万円) | 2/3 ほか |
公募中の補助金一覧(毎日更新)では、国と自治体の制度をまとめて探せます。
SUPPORT
当事務所の支援内容と料金
省力化の効果を数字にするところが、この制度のいちばんの山場です。現場のヒアリングから実績報告まで引き受けます。
省力化効果の数値化
工程ごとの作業時間と人数を洗い出し、導入後にどれだけ削減できるかを根拠のある数字にします。
事業計画書の作成と電子申請
GビズIDの取得からご案内し、申請書類一式を当事務所で作成します。
交付申請から入金まで
発注のタイミングのご案内、交付申請、実績報告、効果報告まで対応します。
FAQ
中小企業省力化投資補助金(一般型)のよくあるご質問
カタログ注文型との違いは何ですか?
カタログ注文型は、あらかじめ登録された製品から選ぶ方式です。一般型は自社の現場に合わせてオーダーメイドで設備を組め、補助額も大きくなります。当事務所は一般型のみをお引き受けしています。
どのくらいの投資規模から使えますか?
従業員数によって上限が変わります。5人以下なら750万円、101人以上なら8,000万円が上限です。数百万円規模から検討できますが、計画づくりの手間は金額に比例しません。
GビズIDは今から取っても間に合いますか?
アカウントの取得には日数がかかります。申請を検討し始めた時点で取得手続きを始めてください。取得の進め方もご案内します。
設備はいつ発注すればよいですか?
交付決定を受けてからです。採択されただけで発注すると補助の対象外になります。発注・納品・支払いの順序もご案内します。
採択されるまでどのくらいかかりますか?
第8回は2026年10月16日締切で、採択発表は2027年2月上旬の予定です。申請から4か月ほど見ておく必要があります。
このページの出典
金額・要件・締切は変更されることがあります。申請前に必ず最新の公募要領をご確認ください。当事務所は採択を保証するものではありません。
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